セブ島スラム街でのボランティアに参加

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東南アジアの中でもまだまだ発展途上国のフィリピン。さまざまなリゾートホテルが軒を連ねていますが、一歩踏み出すとまだまだ途上国の現実を突きつけられます。せっかくセブ島に来たのだからベタな観光よりスラム街へボランティアアクティビティに参加してみようと決意。

CECという非営利団体が募集している墓地スラム街へボランティアに行くことにしました。CECとは事前に参加の意思をメールで伝え、当日合流する流れでした。
ボランティアということで、善意でスラム街の家族へ寄付できるもの(夏服やシャンプー、リンスなどの生活用品)や、子供たちとのアクティビティで実施できるもの(色鉛筆やボール、シャボン玉、縄跳びなど)を持ってきてもらえると助かるということも事前に知らされました。もちろん、善意なので持って行かなくても大丈夫なようです。
また、参加費については1人500ペソ(日本円で1200円くらい)すべてスラム街の家族への寄付になるようです。※ただし、セブ市内の語学学校のスタッフは無料で参加できるようでした。

当日、セブ市内パーシモンというマボロ地区にある商業施設前でCECの方と昼過ぎに合流しました。若い女性の日本人コンダクターが同行で来てくれ、私のほかに関西からの大学生団体も参加していました。このタイミングで参加費を払います。
今回のアクティビティには、スラムの子供たちへ食事を振る舞うことが含まれていましたので、事前にパンデマニラというセブでとても人気のパン屋さんで食パンを10斤ほど買いました。

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それからいざ、墓地スラム街へ。歩いて10分ほどの場所に墓地集落がありました。コンダクターによると、ここは元々華僑の墓地で、東京ドームほどの広さがあります。住んでいる家族は100世帯を超えます。着くとすぐに子供たちが遊んでほしくて手を握ってきました。まずは子供たちに食パンを渡し、みんなで墓地を練り歩きます。歩いてる途中に沢山の家族に会え、食パンを配りながら家庭訪問もしました。職がなくスラム街にやってきた家族がほとんどで、子供たちは学校にあまり行けず英語が話せませんでした。

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墓地見学が終わると、参加者全員でご飯を炊き、ソーセージ揚げ、子供達の人数分(約50人)参加者でよそい渡してあげました。子供たちは嬉しそうに頬張り、満腹になった後は、持ってきた遊び道具でお絵かきをしたり、歌を歌ったりして遊びました。クレヨンの色で喧嘩をしたりする姿や、将来の夢を絵に描く姿は本当に可愛らしかったです。このアクティビティまでで、およそ3時間ほど費やしました。

アクティビティもひと段落し、お別れの時です。寄付で持ってきた生活用品は直接渡せずCECが受け取りました。全世帯分はないため、ここで直接渡してしまうと、もらえなかった家族とトラブルが発生してしまうからだということです。
帰りもコンダクターと待ち合わせ場所のパーシモンの商業施設まで行きました。その際も子供たちが手を繋いでギリギリまで見送ってくれました。

正味4時間程度のボランティアアクティビティでしたが、日本では目にすることができない多くの現実に出会え、同じ時を生きているのに先進国と途上国の差を痛感する一日になりました。